2011年6月17日金曜日

TOKIO:被災地の食品を「食べて応援」 フード・アクション・ニッポン

うーん。実に不快なCMだなぁ。
というか、官僚(この場合、農水省)は、国民を何だと思ってるんだろう。
「後期高齢者医療制度」の時もそのネーミングに呆れて腹が立ったが、今回の「食べて応援しよう」ってのもずれてる。官僚って血が通った人間なの?ほんとは異星人?アンドロイド?



ジャニさん、まずいですよ、このCMは。間違いなくTOKIOのイメージダウンになりますよ。
しかも被災地の農産物を「食べて応援しよう」なんて。。。世間の風当たりは、まずTOKIOにいっちゃうんですよ。「フード・アクション・ニッポン」は2008年に立ち上がった自給率向上を目指すプロジェクトのようで、本来の設立意義にはボクも賛成しますが、なんせ今放射能汚染がこれだけ騒がれているんですから、TOKIOは思いっきり反感食らいますよ。今すぐ、降板させてやってくださいよ。

と、いうか、一番言いたいのは、農水省の危機感の無さです。同じ人間とは思えない発想に愕然。放射能汚染地域の農産物をどんどん食べたら、内部被爆する国民もどんどん増えますよ?そもそも汚染基準も曖昧だしね。「日本政府安全認定済み」という証明書を野菜なりにつけてくれれば、多少の不安があっても買うかもしれませんけど、あなたたちそんなことする気全くないでしょ?国民の不安、分かってないんですかね?ひょっとしてバカなんですか、あなたたちは?

チェルノブイリ事故から25年後のキエフの医療現場ー障害をもって生まれる子供たち

Twitterの@Jfkapnyさんの記事でこの映像を知りました。
http://twitter.com/Jfkapny/status/81656855272759298

現在の東京は当時のキエフよりもっと酷い数値を出しているそうです。


「今のところ影響ありません」「ただちに影響ありません」
何度この言葉を聞いたことでしょう。
なるほど、今のところ・ただちに影響はないと言うのは、(数十年後には問題があるかもしれません)との解釈もできますね。だからウソではない。さすが政治家、言葉の使い方に長けていらっしゃる。


この映像は、チェルノブイリ原発事故から25年経った、現在のキエフの医療現場を記録したものです。
その医療現場は貧しい国ゆえに、観るも悲惨です。マスクの代わりにガーゼで口元を覆う医師・看護師。ベッド待ちの患者たち。病名は分かっているのに手術が困難でなすすべもなくベッドに横たわる子供。


今でこそ日本は豊かな国の部類に入ります。しかし、放射能汚染の実態が分かったとき、優良企業は次々と本社を外国に移転するかもしれません。日本の税金はただでさえ高いですから。企業からの税収が減り一方で高齢化した日本が貧しい国になるのも時間の問題かもしれません。そして、日本に残るのは、高齢者・病人など社会的弱者と現時点で800兆円を越えふくらみ続ける借金。


そう考えるとこの映像はとても怖いです。25年後の日本かもしれません。

あ、すみません。なんだかマイナスの方向に想像し過ぎですね。失礼しました。
あくまでも最悪の場合のシナリオですね。


さて、それでは、ご覧下さい。